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2026.07.14Information「服薬指導における音声・言語・映像情報のマルチモーダル分析による効果的なコミュ ニケーション特徴の探索 — 薬学教育への応用に向けた基盤研究」へのご協力のお願い

本ページでは、慶應義塾大学薬学部医薬品情報学講座が実施する上記調査研究にご参加いただける方を募集しています。

研究協力のお願い(簡易版)

本調査の概要を説明しています(画像をクリックして拡大、またはスマートフォンでは指で広げて(ピンチアウトして)ご覧ください)。

研究協力のお願い簡易版

説明文書(ご応募の際は必ずお読みください)

本調査の目的・方法・皆さまへのお願い・個人情報の取扱い等を説明しています。

ご応募にあたっては、以下の項目について全てご覧頂き、「2. 調査の対象者」に当てはまる方に研究の協力をお願いできますと幸いです。

※なお、本研究はコミュニケーションの科学的理解やコミュニケーション教育手法の発展を目的とするものであり、個人の成績評価を目的とするものではありません。

1. 研究の概要及び目的

本調査は、薬剤師の服薬指導におけるコミュニケーションスキルを科学的に分析し、より効果的な薬学教育プログラムを開発することを目的としています。

具体的には、模擬患者を相手に行っていただく服薬指導の様子を録画・録音し、話し方(声のトーンや話す速さ等)、言葉づかい、表情、視線、姿勢などのコミュニケーション行動を、最新のAI技術(音声認識・自然言語処理・コンピュータビジョン等)を用いて客観的に分析することで、質の高いコミュニケーションに共通する特徴を明らかにすることを目指します。

2. 調査の対象者

本研究にご参加いただける方は、以下の条件を全て満たしている方です。

  • 慶應義塾大学薬学部の学生である方
  • 薬学部薬学科に所属し、実務実習事前学習におけるコミュニケーション実習を経験した方(4年次〜6年次、実務実習の経験有無は問いません)
  • 研究参加に関する十分な理解と同意が得られる方

除外基準:研究実施者との関係性(評価の偏りや心理的負担)を考慮し、慶應義塾大学薬学部の「医薬品情報学講座」および「ヘルスケア・イノベーション薬学講座」に所属する学生の方はご参加いただけません。

※評価の偏りや皆様の心理的負担を防ぐため、模擬患者(SP)は皆様と直接的な面識がない者が担当いたします。

3. 調査の方法

事前に用意された3種類の服薬指導シナリオのうち1つに割り当てられ、そのシナリオに基づき、模擬患者(SP)に対してロールプレイを行っていただきます。全体で40分〜60分程度の時間を予定しています。

調査の流れ

  1. 研究説明と同意取得・アンケート記入(10分)
    説明文書に基づき詳細な説明を行い、研究参加に同意いただける場合、同意書に署名をいただきます。また、データ解析の基礎情報とするため、任意の簡単なアンケート(学年、性別、実務実習の経験月数、接客業のアルバイト経験の有無・期間等)にご回答いただきます。
  2. シナリオの読み込み・準備(10分)
    服薬指導を実施する前に、割り当てられたシナリオを読み込む時間を設けます。この時間でどのように服薬指導を行うかシミュレーションを行ってください。
  3. 服薬指導の実施(10分)
    準備ができたら、模擬患者を対象として服薬指導を実施いたします。この時の様子は、分析のためにビデオカメラおよびボイスレコーダーで録画・録音させていただきます。なお、お名前が含まれないようにするため、ロールプレイ中の自己紹介には事前にお渡しする研究用の仮名(架空の薬剤師名)をお使いいただきます。
  4. フィードバック・総括(希望者のみ)
    希望者には、模擬患者や研究者(教員)から、服薬指導に対するフィードバックを行います。
  5. 謝品のお渡し
    すべてのセッションが終了した後、謝品をお渡しいたします。

データの評価について

録画された映像は、後日、2名の研究実施者(教員)が、皆様の学年・実務実習経験などの背景情報を知らされない状態で視聴し、服薬指導コミュニケーションの評価を行います。評価結果は研究データとしてのみ用いられ、皆様の大学の成績や実務実習の評価とは一切結びつきません。

4. 調査データの収集内容

事前アンケート(※任意)

データ解析の基礎情報として、以下の項目についてアンケートを実施します。情報は個人を特定しうる情報(氏名や学籍番号)を削除し、ID番号に置き換えて厳重に管理されます。

  • 学年、性別
  • 実務実習(病院・薬局)の経験月数
  • 接客業のアルバイト経験の有無・期間

システム利用・ロールプレイ中に自動収集されるデータ

コミュニケーション行動を客観的に分析するため、以下のデータが記録されます。

  • 映像・音声データ:ロールプレイ中の話し方(声のトーンや話す速さ等)、言葉づかい、表情、視線、姿勢などをビデオカメラおよびボイスレコーダーで録画・録音します。
  • 発話テキストデータ:分析の過程で、録音データから発話内容の文字起こし(テキスト化)を行います。

5. 研究組織について

この調査は慶應義塾大学薬学部医薬品情報学講座が、学術研究の一環として実施します。

6. 予想されている利益及び不利益について

利益について

薬剤師の服薬指導における効果的なコミュニケーション特徴を明らかにすることで、将来の質の高い薬学教育プログラムの開発および教育手法の発展に貢献することができます。

不利益について

本調査は、説明や準備を含め全体で40分〜60分程度の時間を要するため、長時間の参加による負担が生じる可能性があります。また、服薬指導を実施することや、その様子が録画・録音されることに伴い、心理的な緊張を伴う可能性があります。

さらに、収録される映像・音声データには皆様の顔と声が含まれるため、個人情報漏洩のリスクが原理的には存在します。

不利益への対策

個人情報漏洩のリスクに対しては、データの暗号化保管、外部AIサービスへの音声・映像データの非送信、外部発表時のマスキング処理等の対策を徹底して講じます。

万一、データの漏洩・紛失・不正アクセス等が発生した場合には、研究責任者が速やかに被害拡大防止の措置を講じたうえで、慶應義塾大学薬学部および倫理審査委員会へ報告し、参加者の皆様にも事実関係および講じた措置をご連絡いたします。

7. 調査への参加

調査参加への同意について

本調査への参加は、あなたの自由意志によって決定していただきます。説明文書の内容を十分に理解していただいた上で、ご自身の意思で参加するかどうかを決めてください。一度参加を決意した場合でも、試験中を含め、いつでも参加を取りやめることができます。その際、いかなる不利益も受けることはありません。

同意撤回について

参加を取りやめる場合は、本書末尾に記載の研究責任者まで、口頭・メール等いずれの方法でもご連絡ください。特別な書式は不要で、理由をお伝えいただく必要もありません。撤回のお申し出があった時点で、それまでに収集された映像・音声・アンケートデータは、研究解析に用いることなく速やかに復元不可能な方法で消去いたします。

ただし、撤回のお申し出時点ですでに匿名化処理が完了し、どのデータが誰のものか特定できなくなっている場合(解析結果が学会発表等で公表済みである場合を含む)には、消去できないことがありますので、あらかじめご了承ください。

8. 個人情報の保護について

基本原則

あなたの調査結果は、個人情報保護法に基づき厳重に管理されます。事前アンケートの情報から氏名や学籍番号は削除され、ID番号に置き換えて保管されます。録画ファイルのメタデータにも個人を特定しうる情報は含まれません。

データ管理について

映像・音声等のデータは、慶應義塾大学薬学部医薬品情報学講座内の施錠された居室に設置するワークステーションに暗号化のうえ保管します。バックアップとして、慶應義塾大学が機関契約する Google Workspace for Education の Google Drive 上の、研究実施者のみがアクセス可能なフォルダにも暗号化して保管します。

学生研究者が原データにアクセスできるのは、教員の管理下にある施錠された居室のワークステーション内に限定され、データの複製や持ち出しは固く禁じられています。

外部AIサービスの使用について

映像・音声データは、外部のAIサービス(クラウドAPI等)に送信せず、研究実施者の管理下にある大学内の解析環境内でのみ処理します。

文字起こし後のテキストデータについては、自然言語処理(要約・分類・特徴抽出等)の目的で外部AIサービス(OpenAI ChatGPT API等)を利用することがあります。その場合も、氏名等の個人情報をあらかじめ削除したうえで、送信したデータがAIの二次学習に利用されない設定(OpenAI APIのデフォルト設定等)でのみ送信いたします。

データの公表について

本研究で得られた知見は、学会発表や学術誌により公表されることがありますが、あなたのプライバシーは保護されます。学会発表等で画像や録画データを使用する際は、事前に該当者に許可を得るか、または、顔にマスキング処理を施すなど個人が特定できない配慮をいたします。

なお、顔を含む映像をマスキング処理を行わない形(未加工)で学会・論文等にて使用する必要がある場合は、あらかじめ皆様ご本人に対し、使用範囲を明示したうえで別途のご同意をお願いいたします。ご同意いただかない場合でも、マスキング処理付きの形で解析・公表されることに変更はなく、不利益はございません。

9. 倫理審査委員会の承認について

本調査は、慶應義塾大学薬学部「人を対象とする研究倫理審査委員会」の審査を受け、承認されております。(承認番号:260707-1)

10. 研究の資金源・利益相反について

本研究において、開示すべき利益相反はありません。

11. 研究から生じる知的財産の帰属について

本調査の成果により特許権等が生み出される可能性がありますが、その権利はあなたには帰属せず、研究実施者に帰属します。

12. 謝礼について

調査に参加を完了された方には、謝品としてQUOカード1,000円分をその場でお渡しいたします。本調査への参加に伴い、皆様にご負担いただく費用はありません。

13. 調査に関するお問い合わせ・質問について

この調査についてご不明な点や、参加後の不安、撤回のご相談、個人情報に関するご相談などがありましたら、下記の担当者までいつでもお気軽にご連絡ください。

研究責任者:木﨑 速人(きざき はやと)
連絡先:慶應義塾大学薬学部 医薬品情報学講座 専任講師
(〒105-8512 東京都港区芝公園1-5-30)
電話:03-5400-2799
E-mail: hayatokizaki625@keio.jp

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