薬局薬剤師と介護施設職員の連携状況の実態把握と課題の抽出
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私たちの研究グループでは,地域医療における多職種連携の質の向上を目指した研究に取り組んでいます.本プロジェクトでは,薬局と介護施設(有料老人ホーム等)との連携実態や,薬剤師が直面している課題を明らかにすることを目的として,アンケート調査を実施いたします.
※科学研究費 基盤研究(C)「非医療職と医療職の連携に基づく医療インシデントのリスク管理最適化基盤の構築」(2024-2026年度)(研究代表者:木﨑速人(慶應義塾大学薬学部助教))
プロジェクトの背景
高齢化の進展に伴い,介護施設における医療ニーズは高まっています.しかし,薬剤師の配置義務がない施設では,医療的な判断を専門外とする介護職員が服薬介助を担うケースが多く,職員の負担感や安全管理への不安が課題となっています.薬局薬剤師による訪問業務等を通じた関わりが期待されていますが,実際の現場で「どのような連携が行われているか」「何が連携の障壁となっているか」についての定量的なデータは不足しています.
本研究を通じて,より良い多職種連携のモデルを模索し,高齢者の安全な薬物治療と介護従事者の負担軽減に貢献することを目指しています.