学生の皆さんへ
医薬品情報学講座では私たちと⼀緒に医療・健康領域の情報学研究を進めてくださる熱意ある学⽣の皆さんを募集しています.
⼤学院⽣(博⼠前期課程,博⼠後期課程,薬学博⼠課程)は慶應義塾内部のみならず,他⼤学からの進学や社会⼈の⽅も歓迎します.
⾒学はいつでも歓迎です!興味のある方はコンタクトフォームよりお気軽にご連絡いただければ幸いです.
⼤学院についての詳しい説明はこちら.
研究室の概要
当講座では,情報学を基盤とした学際的なアプローチによる医療や地域社会における諸課題の解決を⽬指して,薬学的視座での疾患予防・治療の個別最適化と医療安全の推進に取り組んでいます.
臨床現場での課題にもとづきリサーチクエスチョンを⽴てること,研究デザインやプロトコールを⽴案し,⾃⾝の独⾃の気づきや疑問を⼤切にしながら研究を進めていくことを通じて,主体的に研究を組み⽴てる⼒や課題解決⼒を⾝につけることを重視しています.研究⼿法についてはデータ解析(DRY),⾮臨床(WET),臨床試験,アプリケーション開発など多岐にわたっており,当講座の⽅向性とご⾃⾝の興味を考慮しながら,研究を進められたらと考えています.
研究活動
グループミーティングと講座セミナーへの参加は必須です.
実施日時は原則としてグループミーティングが隔週金曜日の午前中,講座セミナーが毎週水曜日の午前中です.論文紹介ゼミや勉強会などを平日17時以降や土曜日の午前中に月1回程度行う場合があります.定期的な教員との個別およびグループミーティング,講座セミナーでの発表・討論により研究の進捗を確認しながら進めます.
各自の研究成果を発信する機会(国内学会/国際学会発表・投稿論文発表)を積極的にもうけており,学部生は在学中に1回程度,大学院生は年1回以上を奨励しています.
研究室の雰囲気やイベント
私達の研究室は学部生・大学院生合わせて40名規模の研究室ですが,普段からスタッフとのコミュニケーションの機会も多く,アットホームな雰囲気で研究を進めています.
イベントはコロナ禍で十分に実施できておりませんが,例年は,研究室バーベキュー,研究室旅行,新年会/納涼会/忘年会,新入生歓迎会,卒業/修了祝賀会などを実施しています.
将来の進路
当講座での研究活動を通して,医薬品適正使⽤・育薬,医療安全における課題発⾒⼒と解決⼒を磨き,卒業/修了後は,病院または薬局,製薬企業・CRO,厚⽣労働省・PMDAなどの⾏政機関,⼤学等で活躍していただきたいと願っています.
2018〜2021年度卒業/修了⽣の進路:製薬系(開発,安全性,統計解析,データサイエンス,MR),⾷品系,化粧品系,CRO(統計解析),病院,保険薬局,医療系出版,IT系,⾦融系(アクチュアリー),海外留学,個⼈事業主,博⼠課程進学
研究したい薬局薬剤師・
病院薬剤師の皆さんへ
医薬品情報学講座では,薬局薬剤師・病院薬剤師の皆さんとの共同研究・連携研究を推進していきたいと考えています.
特に,現在医療現場(薬局・病院等)で活躍されている薬剤師の皆さんを歓迎します.
- 日頃感じている疑問・
課題を解決したい - 研究を始めてみたい,
学位取得に興味がある - 学位を取得したが
その経験を
活かしきれて
いないと
感じている - 医療現場を
起点とした
研究を
新たに立ち上げたい
・
展開したい
ニーズに応じて,研究計画⽴案から研究実施,論⽂発表まで幅広く⽀援できればと考えています.
特に,各種ビッグデータや機械学習などの解析スキル等,情報学を基盤とした研究や薬剤師職能を⾒える化するアウトカム研究の推進・展開を⽀援します.
現場発のエビデンスこそが,未来の医療・地域の健康を⽀える源になると考えています.
ご興味をお持ちの方はコンタクトフォームよりお気軽にご連絡ください.