2025.08.30Presentations公開MTG「AI・ウェルビーイングを考える研究会」に堀教授が参加し,研究紹介をしました.
公開MTG「AI・ウェルビーイングを考える研究会」に堀教授が参加し,研究紹介「薬学的視座で考えるAI・ウェルビーイング」を行いました.
当日は,お互いの研究分野についてのフィロソフィー理解を目的として,各登壇者より簡単な研究紹介と質疑が行われました.
【研究会の概要】
近年、生成AIをはじめとする人工知能は目覚ましい進歩を遂げ,私たちの暮らしや仕事のさまざまな場面に広がりつつあります.特に,自然な言葉を通じて人とやり取りできる「AIエージェント」が登場したことで,AIは単なる道具ではなく,人間と協力しながら社会の課題解決に参加する存在となり始めています.これまでのAIは主に「一人ひとりの支援」を目的としてきました.しかし実際の社会や組織の課題は,個人だけではなく「集団のあり方」や「人と人との関わり方」に深く関係しています.例えば,医療現場でのチーム医療,学校での学び合い,地域社会での合意形成,国際協力などにおいて,AIが人と人のつながりを調整したり強めたりすることには大きな可能性があります.私たちはこのような新しい視点を「共生情報学」と呼び,人間とAIが集団レベルで共に生き,協力し合う方法を探究していきたいと考えています.共生情報学は,情報科学だけでなく,社会科学や倫理学,人文学といった幅広い分野と関わりながら進めるべき学際的な研究です.AIを社会の一員としてどのように受け入れるのか,人と人の関係をどう支援するのか,といった問いに取り組みます.特に日本は,高齢化や人口減少,地域社会の変化といった課題を抱えており,AIと人間の共生のあり方を世界に先駆けて考える場になる可能性を持っています.ここから生まれる知見は、国内に留まらず,国際的なAIの活用においても新しいモデルを示すものになるでしょう.本研究会は,このような問題意識のもと,人間とAIの共生を理論と実践の両面から議論する場として開催します.
公開MTG「AI・ウェウビーイングを考える研究会」: https://sites.google.com/view/ai-wellbeing/
