より良い薬学的ケアの実現に向けたウェアラブルデバイス活用方法の検討
ABOUT
スマートウォッチ(apple watch等)に代表されるウェアラブルデバイスの医療への活用は,近年医療で活発に研究されている分野の1つです.ウェアラブルデバイスは,医療機関では把握できないデータを収集できる新たな情報源として注目されています.こうした情報は,個々の患者の薬物治療適正化において非常に重要な情報となり得ます.
本研究では,ウェアラブルデバイスで収集される情報をもとに,患者の服薬状況・治療効果・副作用発生状況など,薬物治療において有用な指標を可視化するモデルの開発を目指します.本研究により,これまで捉えにくかった個々の患者の服薬状況や治療状況を踏まえた,薬剤師によるより良い薬学的ケアの実現が期待されます.
CURRENT RESEARCH
本プロジェクトの一環として,「ウェアラブルデバイス由来のデータを用いた服薬と関連した生活習慣の特徴量探索(パイロット調査)」の実施を予定しています.
※本研究は,慶應義塾大学薬学部人を対象とする研究倫理委員会にて十分検討され,承認されております(承認番号:230414-5).
この研究ではウェアラブルデバイスのデータと生活習慣・服薬状況関連に関して調査を行う予定で,現在,研究にご協力頂ける方を募集しています.ご興味ある方は協力者募集をご参照ください.